ゆきてぃこドットコム

外資系企業で会社員やってます。

お気に入りの作家がまた増えたので、書籍を買いこんだ話【早見和真をおすすめしたい】

こんばんわ、ゆきてぃこです。

最近また面白い作家さんに出会うことができて、思わず書籍をポチってしまい、計8冊も買いこんでしまいました。

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早見和真さんという作家さんです。

<著者データ>

著者名:早見和正(1977年7月15日生まれ)

デビュー作:「ひゃくはち」(2008年)

受賞歴:

「イノセント・デイズ」(日本推理作家協会賞、2015年)

「ザ・ロイヤル・ファミリー」(山本周五郎賞JRA馬事文化賞、2019年)

「店長がバカすぎて」(本屋大賞9位、2020年)

メディア化作品:

「ひゃくはち」(映画2008年)、「イノセント・デイズ」(TVドラマ2018年)、「小説王」(TVドラマ2019年)等

 

読もうと思ったきっかけがテレビのインタビューだったのですが、たしか「笑うマトリョーシカ」の宣伝だったような記憶があります。

そこでこんなことを言われてました。

「ネタバレされても、最後まで楽しめる」

「一言で言うなら、『侮るな』と」

 

近頃小説はあまり読んでなかったし、初めて見る作家さんだったので、物は試しでぽちったのですが、大当たりでした。。

すみません、ちょっと侮っていました。

400ページぐらいありましたが、サクサクサクっと読めてしまいました。

 

<買った書籍>

・笑うマトリョーシカ ★読了

・イノセント・デイズ ★読了 

・店長がバカすぎて ★読了

・ザ・ロイヤルファミリー ☆読んでる最中

・小説王 ☆未読

・東京ドーン ☆未読

ぼくんち宗教戦争! ☆未読

・ぼくたちの家族 ☆未読

 

<おすすめポイント>

●世界観が作品ごとに全然違う

まだ3冊しか読了してないのですが、政治ミステリー・冤罪・書店コメディ、それぞれテーマや雰囲気が作品ごとに違ってるのに、違和感なく読める。

一人の作家さんがこんなにばらばらの世界観を作り上げるって単純にすごくない…?

 

それを証明するかのように、巻末には膨大な数の参考書籍が掲載されてました。

ものすごく丁寧に作られてる作品なんだと、そこでも感動してしまったり。

 

世界観やテーマ設定で一番良かったのは、今のところ「イノセント・デイズ」。

次点で「笑うマトリョーシカ」。

 

●語り手は基本的に登場人物の一人称で進む

登場人物の一人称で、物語が進んでいくので、その時の心理描写とか思考パターンが「そうだよね」「そうそう、、」「そうなんだよ!」と共感しながら読める。

これ、コメディものだと、主人公の心の中でのツッコミが的を外さずに炸裂するので、たぶん作者が狙ったところは、私ぜんぶ笑い倒して読んでたと思う。

 

登場人物設定が一番面白かったのは、「店長がバカすぎて」。

いる、ここまで愛嬌溢れてなかったけど過去のバイト先にこういう店長いた。

 

●伏線の張り方がうまい

小説作品には、「風が吹くことにも意味がある」とどこかの本で読みました。

まさしくその通りで、登場人物がポツリとつぶやく一言、何気ない動作、突然出てくる心理描写、それらが後々見事に伏線として生きてくるのが読んでて気持ちよかった。

 

「あ、さっきのあれがここに生きてくるのね」とか「ここでこう来たかーーー」みたいなポイントがそこかしこに張り巡らされてて、思わずページを引き返してしまったり。

 

これは、いまのところどの作品でも味わえましたが、個人的に一番良かったのは「イノセント・デイズ」。

最初から最後まで、伏線回収が…絶妙…。

 

また、何か読みおわったら、記事にしたいと思います。

 

 

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【本】3月の読書予定もとい目標【積読解消は夢のまた夢】

気になる本があると、見境なく買ってしまう会社員・ゆきてぃこです。

年末年始に本棚整理して、推しの中古本買い取り業者様に200冊程度お送りさせてもらったばかりです。

 

yukiticoblog.hateblo.jp

 

本棚にできた隙間も年内には埋まるだろうな、と予想しています。

まだまだ余裕、あと50冊ぐらい買ってもたぶんはみ出ないぐらいには余白が残っている。

 

ここから本題。

今月も気づけば、本を複数発注していたので、来月の課題図書です。

 

<小説>

①ザ・ロイヤル ファミリー(早見和真

②イノセント・デイズ(早見和真

③店長がバカすぎて(早見和真

→「笑うマトリョーシカ」の文体がよかったので他作品も気になった

人魚の眠る家東野圭吾

→仕事の先輩からの推薦図書

 

<新書>

⑤危ない読書 教養の幅を広げる「悪書」のすすめ(佐藤優

→好きな作家さん

⑥批評の教室 チョウのように読み、ハチのように書く(北村紗衣)

→好きなブロガーさんが読んでた

⑦現代ロシアの軍事戦略(小泉悠)

→今話題の専門家

禅的生活玄侑宗久

→仕事の先輩からの推薦図書

 

<その他>

⑨他人を支配したがる人たち 身近にいる「マニピュレーター」の脅威(ジョージ・サイモン)

→「笑うマトリョーシカ」の参考図書に載ってた

⑩エフォートレス思考(グレッグ・マキューン)

→本屋で立ち読みして冒頭面白かったから買った

 

ざっと10冊。

3日で1冊読めば読了する量ですね。

 

たぶんまた3月も中旬ぐらいになるころには、追加で本を買いこんでいる気がします。

消費と購入のバランスがおかしいんよ。

 

コロナ以降フルリモートに変わったので、通勤時間がすべて自分の時間になったおかげで、読書に費やす時間も増えたのですが、それ以上に本を追加購入するペースが速すぎる。

 

でもふと思い立った時に、読みたい本が手元にあると、一種の安心感を感じるんです。

手持無沙汰になったときに、何もすることが無い・読みたい本もない状況のほうが落ち着かないと思うんですよね。

 

そして、また今月も本の海に沈んでいくことになるのです。

 

以上、おしまい。

 

 

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【感想】世界史の分岐点 激変する新世界秩序の読み方【今がその時かもしれない】

「近いうちに、「世界史の分岐点」が訪れる。」

本書のまえがきはこの一文から始まる。

 

●タイトル:世界史の分岐点 激変する新世界秩序の読み方

●著者:橋爪大三郎佐藤優

 

 

ウクライナ情勢を受けて、勉強不足を痛感した今だからこそ、読んでよかった本だった。

 

「世界史の分岐点」が目の前に出てきたとき、私たちはどの道を選ぶだろうか。

本書によると、よくある将来の予測本が取り扱うのは「目先3~5年程度」の射程範囲らしい。

目先の損得に捕らわれていて、役に立たない、と。

 

著者によれば、本書は過去の推移をたどり、この先50~100年程度先を予測する知恵を持とう、と提案している本とのことらしい。

扱っている領域は、4点。

 

・経済

・科学技術

・軍事

・文明

 

どの分野も近い将来、激動の変化が起こると予想されている。

各分野ごとに章立てされ、「世界各国と日本」、「過去と現在」、著者二名の対談形式で縦横に話が進む。

 

著者橋爪大三郎氏が問題提起し、対して著者佐藤優氏が討論を深めていく。

ボリュームは250ページ程度の一般的な新書サイズだが、範囲がかなり広い。

 

しかし、範囲が広い分、すべての領域について深く掘り下げられているわけではない。

各領域の輪郭を描いたにすぎない、と著者も冒頭で述べている。

 

ちなみに、参考図書が巻末に列記されている。

佐藤優氏の著書によくあるパターンだが、参考図書を読ませに行く(もっと知りたければ参考図書を読みなさいという)構成は、本書も同様。

 

ちなみに、今作での参考図書は24冊記載されており、2020年以降の出版物は7冊。

(読もう)

 

世界史の分岐点で私たちにできること

第四章の最終項は「「空虚」に対して戦う」。

 

本文より引用:

そこで日本を今包んでいるのは、大きな「空虚」だと思うんです。

「空虚」。何も考えてないわけじゃないんです。だけど、浅いんです。

(中略)

「空虚」とは、人生の全体、社会の全体、世界の全体を見ないで、知らないでいまを生きようとすることです。将来、必ず足をとられる。

 

そしてあとがきへと続くが、この最終項とあとがきの内容が、本書が上梓された背景だと思った。

 

あとがきより引用:

日本の危機は国内政治、外交、国防、経済、学術、技術、文化などすべての分野に及んでいる。ロシア革命を起こしたレーニンの言葉を借りれば「全般的危機」ということになろう。危機に陥ってしまった構造的要因を分析し、処方箋について書くことが筆者にとって焦眉の課題である。

 

日本が直面しているあらゆる危機を克服するためには、「教育の質を改善する」ことが必要だと佐藤優氏は述べている。

そのためにも一冊一冊の本を全力で書き上げる、と。

(お待ちしてます)

 

 

本作を、自分事として考えてみる。

私一人ができることは、世界にとっては大した影響はないだろう。

ただの会社員だ。

 

でも、自分の人生を明るく生きるためだけでも、相当な努力が必要だと思う。

家族だって幸せにしたいし、一緒に幸せに暮らしたい。

そのためには私だけではなく、家族にもできる範囲で頑張ってもらいたい。

 

家族・会社・交友関係・居住地域の自治体、私が関わる狭い社会はこの範囲だけど、幸せに暮らすことが叶う社会だ。

 

ただ、どこでそれが崩れるかはわからない。

家族だって、私と夫が関係維持に努めなければ離婚。

会社だって、利益を出すことに努めなければ倒産。

交友関係だって自治体だってそうだ、維持することにも相応の努力がある。

 

それがさらに広い「世界」が対象になると、正直何をしたらいいかなんて、今はわからない。

ただ、「何もしないことは不正解」だということはわかる。

 

 

もしも、「世界史の分岐点」が目の前にやってきたときに、いろんな選択肢があるんだと思う。

そのとき、自分にとって、組織にとって、社会にとって、間違いのない選択をできるようになりたい。

 

そのためには、やはり「世界史の分岐点」を観測できる目が必要だと思う。

そもそもキャッチできなければ、選択肢を考えることもないから。

 

それを踏まえると、私がいまできることのひとつは、「世界史の分岐点」を観測できる目を持つことではないかと考えた。

 

そのためにしなければならないことは、やはり、知識で備えることだろう。

(いつものオチ)

 

 

 

ここから下は、本とは無関係の独り言。

 

私は佐藤優氏の書籍はたまに読む。

彼の読書術やインテリジェンス関連の本は好きだ。

古典、キリスト教、ロシア等分野に偏りはあるものの、自分に無い視点を与えてくれると思っている。

 

一方で、新書で複数出版されている対談形式の書籍はあまり読んだことが無い。

彼の書籍の中で、対談本は初めて手に取った本かもしれない。

文字に書き起こされてない内容もきっとあるんだろうけど、生で聞いてみたかった。

 

初めて読んだ感想としては、もし大学生に戻れるなら、一度ぐらい彼の講義を受けてみたかった。

これに尽きる。

 

以上、おしまい。

 

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【感想】Think clearly(著者ロルフ・ドベリ)【ショート寸前の思考回路をどうにかしたい人向け】

仕事で悩んだとき、答えのない悩みに困ってしまった時、ふと思う。

「成功したビジネスマンはどういう思考回路で答えを導いてるんだ」と。

 

●タイトル:Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法

●著者:ロルフ・ドベリ

Think cleary(最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法)

(今はマーケットプレイスでかなり値引きされてるみたいでした(=゚ω゚))

 

成功したビジネスマンの思考回路がのぞき見したかったんだ、私は。

本作は、日記タイトルに書いた通り、「ショート寸前の思考回路をどうにかしたい人向け」だと思って読みました。

つまり私のことですね。

読むだけでも、思考回路をスッキリさせてくれました。

 

スイス・ドイツで発行されたのが2017年。

日本での初版が2019年。(私の持っている帯紙には29か国で翻訳されたと書いてある)

よりよい人生を送るために、52の思考法(多い)というツールを提示している作品です。

 

もともとは新聞で連載されたコラムが書籍化されたものだという。

「52の思考法」と書いた通り、目次には「52章」の思考法と、各章ごとの補足が連なっている。

 

「52」という数字は、著者の他の作品でも「52」という数字を用いていて、そこに合わせた数字のようで、それ以上の深い意味はないらしい。

 

正直言って、「52」は多い。

本としてもかなり分厚かった。

凡人には覚えきれない数字だと、若干のためらいを覚えつつ本を開いたのだが、読んでみたら、印象が変わった。

 

確かに目次では「52章」で章立てされてるが、「大人として冷静に考えればそうだよね」という内容が多かった。

 

ただ、本書の優れているところは、個人の意見を述べるだけでなく、思考モデルの出典があり、心理学研究・古典・有名投資家出版物からの引用が多いこと。

「著名な●●氏もこう言っている」と書かれれば、凡人としては納得感を持ってしまうのである。

 

 

本文中で一番共感したのは次の章。

引用:

33章「嫉妬を上手にコントロールしよう -自分と他人を比較しない-」

「友人が少しずつ成功するたびに、私は少しずつ死んでいく」

(中略)

人間なら誰しもが時々襲われるが誰もが認めたがらない、あらゆる感情の中でもっとも無意味で役に立たない有害な感情の話をしている。その感情とは「嫉妬」である。

(中略)

嫉妬は、身体的な障害や経済的な破滅より、もっと人生の満足度を低下させる。

だからこそ、嫉妬をコントロールする能力は人生には不可欠であり、そのコツを身に着けられればよい人生を手人れるための基本的な条件を満たしたことになる。

 

嫉妬。

自然発生する至極普通な感情だと思う。

 

ただ、嫉妬したときの自分の顔はきっと般若のようになってるはずだし、なるべく嫉妬とは距離を置くように自分の考えを嫉妬対象から逸らしていたい。

ほとんどの社会人は、自分の意識を嫉妬から離れるようコントロールするように努力していると思っている。

(努力しても飲み込まれる時だってある、だって人間だもの)

 

嫉妬は、自分と他者との間で発生する感情である。

自分と他者との「ある相違点」に「注目」したときに、自分が劣っていると感じた時に嫉妬が発生してしまうが、ドベリ氏は言う。

 

引用:

結論。あなたの近所にも交友範囲にも行動範囲にも、必ずあなたよりよい人生を送っている人がいるという事実を受け入れよう。一日も早く、あなたの感情のレパートリーから「嫉妬」を外したほうがいい。

 

本文中には、緊急事態の火消し方法として、「一種の妄想」が勧められていた。

それはつまり、嫉妬を感じる相手が抱える問題点をあら探しして、それで困っていることを妄想することらしい。

(あまり品のいい解決法ではないのは確か、との但し書き付きで)

 

あらためて「品のいい解決方法ではない」と言及されるとぐうの音もでない。

なぜなら、私はこの「品の良くない一種の妄想」でその場しのぎを繰り返していたから。

 

と、このような調子で、52章分、ドベリ氏のお悩み相談室に駆け込んだ状態でした。

冒頭にも書いた通り、ショート寸前の思考回路をどうにかしたい人向けの本でした。

 

おわり。

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【お題:我が家の本棚】壁一面の本棚に憧れていた人生だった。

「本屋さんか図書館に住みたい」

それが小さいころからの夢でした。

 

お題「我が家の本棚」

 

しかしながら、書店員になるか司書になったとしても、本屋・図書館に住むことは叶わないわけです。

自宅を書店として開業すれば話は別ですが。

 

大人になるにつれて、夢は段々と醒めていき、「本屋さんか図書館に住みたい」という夢は「本に囲まれて暮らしたい」という現実的な目標に落ち着きました。

そして今現在、その目標は達成できています。

 

本日は「壁一面本棚部屋を自宅に作った」という話。

 

2021-2022年の年末年始中に、本棚を整理整頓した様子です。

 

★年末年始に整理整頓した後の多少落ち着いた状態★
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※空白部分は現在整理中ですが、おそらく年内中に埋まる。

 

はい、壁一面本棚部屋(寝室)を数年前に設けました。

所蔵数としては、ざっと以下の通り。

小説>漫画>実用書>洋書>新書

 

ちなみに漫画・雑誌等その他衝動買い本は電子書籍を使用しているので、電子書籍含めるとたぶん2000冊超えで本があると思います。

本が無いと生きていけない…。

 

ちなみに、壁一面本棚部屋を作るにあたって、一番悩んだのは本棚選び。

壁面上下左右ぴったり合う本棚を選びたかったんです。

 

結論としては、ぜーんぶピッタリハマる本棚を見つけることはできませんでした。

結局のところ幅は15センチ程度余ってしまって、壁の右端に若干の隙間があります。

 

その代わり、床から天井まではぴったり収まる本棚は見つかりました。

鹿島茂先生プロデュース書棚を使ってます。

[購入数1注文2台まで]カシマカスタム|ブラウン | ALL REVIEWS公式オンラインショップ

 

それまで使っていた本棚はリサイクルショップで買った本棚やホームセンターの本棚の組み合わせで不揃い感が丸出しな状態でした。

そのうえ、突っ張り棒を立てて、地震対策にしていましたが、いかんせんおしゃれじゃないし家庭感しかないしで、あまり視界に入れたくないような本棚でした。

 

鹿島式書棚だと、こんな感じで👇天井までぴったり収まって、棚位置も微調整が効くので大変使いやすい仕様になっています。

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この本棚に巡り合えて、壁一面本棚部屋を実現させることができました。

その辺のホムセン本棚は天井までの高さを変えることができないので、どうしたって突っ張り棒セットが前提でしたが、この本棚は天井まで高さ調整できるし、突っ張り棒機能も持ち合わせてるので地震対策もバッチリです。

 

ちなみに、棚上部は高さのあるハードカバーやビジネス書サイズの本、

棚下部は高さのない文庫・新書を入れるようにしています。

 

 

読書はライフワーク

浪費癖の私ですが、浪費歴は小学生の頃から両親・親族からお墨付きをもらうほど、お小遣いは見境なく使い果たしてきて、30代になっても浪費癖は健在。

 

今までいろんなものを衝動買いしてきましたが、その中でも特にその歴史が長いものは「本」。

 

社会人になるまではBOOKOFFに通いつめ、

安定した収入を得るようになってからは書店で新刊を買い漁り、

電子書籍を取り入れてからは漫画・雑誌は電子に移行し、

海外旅行で好きな本の現地語版まで仕入れてくる始末。

 

本棚はあるものの、本棚と天井をつなぐ突っ張り棒は家庭感があってダサい。。

そして本棚に収まりきらずにその辺に積まれる本。。

 

私が目指していた「本に囲まれる暮らし」ってこういうことではなかったのに、とふと思った時、家族に壁一面本棚に憧れてる話をしました。

 

そこで探してきてもらった本棚がこの鹿島式書棚だったのですが、使い始めて4・5年、もう本棚は買い替えないと思います。

生涯この本棚を使い続けたいぐらいに使い勝手がいいです。

 

あと、見境なく本を買い漁る私ですが、一つだけ決まり事を設けています。

それは、「本を買うときは、本棚に収まりきる範囲にすること」です。

 

そういう理由で、年に1・2回は本棚を整理して、余白部分をあえて作るようにしています。(写真参照)

「本に囲まれる暮らし」を叶えることができても、本に囲まれすぎて、家の床が抜けてしまっては生活自体が破綻してしまいますので、この決まり事は徹底するようにしています。

 

ちなみに、電子書籍も使いますが、本の種類で使い分けてます。

漫画・雑誌・その他衝動買い本は電子書籍

しっかり読み込みたい本は紙の書籍。

紙のほうが集中できるし、なんとなく情報の吸収率が良い気がしているので、この使い分けはしばらく継続するつもりです。

 

完全に電子書籍に移行できたらきっと本棚整理の作業時間コストもかからないかもしれないのですが、やっぱり紙の本が好きなので、完全移行はできないと思っています。

 

そんなことで、小さいころからの夢を叶えたという話でした。

 

自己メンテナンスの名のもとに、美容皮膚科に大金投じる30代。

昨年6月から美容医療を受け始めました。

結論から申し上げると、美容医療はマジで効果出る。

ただし、皮膚の治安状態によっては回数を重ねる必要はあるけど、確かに効果を感じたので、その感想です。

 

美容皮膚科に頼る前に、まず大事なことは予算。

通常の皮膚科で保険適用される範囲で治療可能か、まずは通常の皮膚科で相談した方が断然安上がりで済む。

 

大体の美容皮膚科は自由診療になるので、保険が適応されないから治療費が高額になる。

ホントびっくりするぐらい高い。

一回の施術契約で数万出ていく覚悟が必要です。

 

※私の場合:

塗布薬治療でも繰り返すニキビとクレーター跡に悩み続け、通常の皮膚科から美容皮膚科への変更を決意した。

通常皮膚科で「できてしまったニキビを治して、ニキビ跡を目立たなくするまで半年かかる」と言われて、一年ぐらい塗布薬治療継続した。

 

美容皮膚科を選ぶにあたって、私の基準は以下3つ。

①予約が取りやすいこと

②料金が明確で、他の病院とも治療費が比較できること(割引プランが充実してると尚良し)

③過去の症例写真が確認できること

 

各基準については、以下の通り。

①予約が取りやすいこと

会社員にとって時間が自由にできるのは、基本土日になるので、まず土日に営業している病院を探した。

あと、土日営業していても、3カ月先まで予約がいっぱいって病院だとそれも困るので、土日に予約が取りやすい病院が重要な条件だった。

 

あまり予約がガラガラすぎても心配だったので、本院は予約取りにくいけど、新規開院したばかりの分院で予約取りやすい病院とか探した。

 

②料金が明確で、他の病院とも治療費が比較できること(割引プランが充実してると尚良し)

高額になる事は承知の上だけど、治療費をWeb上で確認・比較できることはマストだった。

予め費用がわかっていれば、何より安心できるし。

大体の美容皮膚科はWeb上で治療費プランを提示しているので、自分の受けたい治療や皮膚の悩みから確認しました。

 

あと、調べていくうちにわかったことだけど、割引プランが充実している・初治療のお試し価格プランを設けている病院もあったということ。

安すぎると効果や安全性も不安になるけど、お試し価格が設定されてるのであれば、まずはトライアルでっていうのもありだな、と思いました。

 

③過去の症例写真が確認できること

これは、ただただ治療効果があるかどうかの不安を払拭したかったから。

治療前後をイメージするために、症例写真をWeb上で確認するだけです。

 

自分の皮膚状態と症例写真の状態を比較したり、治療期間や回数ごとの皮膚の改善状態を見て、治療前後をイメージしてました。

 

ちなみに、私が受けた(受けている)治療は以下の通りです。

・背中のニキビ・ニキビ跡治療

・顔の毛穴ピーリング

・ヴァンパイア・フェイシャル(ニキビ跡・クレーター治療)

・ヘアライン(薄毛・白髪治療)

 

結論としては、美容医療は「医療」なので、効果は出ます。

勿論皮膚の治安状態によっては、回数・期間は人によって異なるだろうけど。

 

個人的には、最初に受けた治療で効果を実感できたので、次々と治療を契約していったのですが、改めて書き出してみるとすごい額を投じてきていることを自覚して、若干震えている今現在です。

(自分で稼いだお金なので、後悔はほぼない)

 

まだ治療途中のものもあるので、それぞれのビフォーアフターについては後日記事にするかもです。

貯金できないわけではない、浪費が抑えられないだけである。

貯金ができない30代会社員、ゆきてぃこです。

浪費癖と言えば、浪費癖になるのですが、生活が破綻しない程度に出費をコントロールしてるぐらいの浪費家です。

 

何故貯金が必要なのか。

そんなことはあえて理由を求めずとも、国が老後のために2000万必要と表明するほどに貯金の必要性は明らか。

 

今の世の中、貯金ゼロであることがどれだけリスクがあるか、子どもでも理解している。

頭ではわかっているし、一時的に貯金が増えてくると内心わくわくするし、まったく貯金ができないわけではない。

 

一寸先は闇、のような世の中で、一定期間収入が無くても生活できるように貯金をしていくことはリスクヘッジになる。

病気けがだけでなく、リストラ、会社の倒産だって可能性自体はあるわけなのだから。

 

何故貯金が継続できないのか。

この数年の貯金動向を思い返すと、ある程度貯まる→盛大に出費する→また少しずつ貯めていく、この繰り返し。

 

盛大な出費を列挙すると…

・コロナ前は年一海外旅行→一回30万程度

・医療脱毛し放題プランを契約→80万

・美容医療→総額80万

・歯科矯正→45万

・コロナ前最後の海外旅行はヨーロッパ5か国周遊旅行→150万

・人に言えない某遊び→150万(いずれ記事にするかも)

 

旅行も好きだし、外食も好き。

ただし、私の場合、服飾はあまり興味が無いのでプチプラ服を買うことが多いし、お酒はあまり強くないので人に誘われなければ飲むことはほぼ無い。

タバコは吸うけど。

 

浪費(自覚あり)していて思うことは、

「お金も使わなければただの紙」

 

お金を使うなら使うなりの効果はあった

美容医療・脱毛・歯科矯正と自己メンテナンスに200万かけた結果、生活がものすごく快適になった。

 

特にムダ毛の日常生活への影響は、計り知れなかったことがわかった。

毎日毛をそって、カミソリ負けに泣くこともなくなった。

夏場に黒のタイツやレギンスを履いてムダ毛を隠し、その上暑くて汗だくになる日々とはお別れできた。

 

国内外関係なく旅行は好きだ。

旅行好きないて座、というとただの言い訳だが、遠出してとにかく知らない土地をめぐることに人生の醍醐味を感じている。

旅行好きの友人たちとは異国話が飲み会の鉄板ネタだ。

 

日頃の趣味は読書・映画・おしゃべり、とインドアを極めている反動もあるかもしれないけど、ある程度貯まると、「次はどこ行こうかな♪」と計画を立てるのが楽しくなってしまうのである。

 

とはいえ、貯金が増えないことへの危機感も無くはない

浪費をしているが、勿論自分で稼いだお金で浪費をしている。

そのために年収をあげる努力はしている一般的な会社員だし、家計は夫と折半している。

住宅ローンも含め。

 

極貧時代(新卒年収200万未満)は、本当に自由になるお金が少なくて大変だった。

当時は職場の従業員割引ありきで家計をやりくりしていたし、毎日自炊は当然の生活だった。

微々たる額だったけど、毎月貯金もしていた。

 

当時の自分は、這い上がる事だけ考えてとにかく勉強をしていたけど、そこはほめてあげたい。

転職を繰り返した結果、今はある程度、びっくりするほどの高給取りではないけど、30代女性の中は上位10%に入るぐらい年収をあげることができた。

 

しかし、年収が上がった分、貯金額ではなく、出費が増えることになった。

とはいえ、浪費を辞めろと言われて、辞める気はない。

 

もしかしたら今後、何か事情があって働けなくなることになったら後悔する日がくるかもしれない。

しかし、我慢して我慢して出費を抑えて貯金するより、リフレッシュや自分の人生のために出費を増やした分、仕事のパフォーマンスを上げて収入をあげれば、それでいいのではないかと思っている。

30代のいまのうちは。

 

自分で稼いだお金の使いかたぐらい、自分の意思で決めたいのである。